現地の料理食べて大地震で被災のトルコやシリア支援する催し

シリアなどで親しまれている料理を食べて大地震で被災したトルコとシリアを支援するイベントが17日夜、東京・豊島区で開かれました。

このイベントは大地震で被災したトルコとシリアの被災地を支援しようと「日本イスラーム文化センター」が開き、東京・豊島区の会場には団体のメンバーや地域の住民などおよそ100人が集まりました。
はじめに、これまでに団体が集めた寄付金をもとに現地の支援団体が食料や毛布などを配布したことや住む場所を失った人たちの住居をつくる必要があることを報告して支援を呼びかけていました。
このあと、シリアやパキスタンなどで広く親しまれている「ビリヤニ」という炊き込みご飯が1食500円で提供され、集まった人たちは本場の味を楽しみながら交流していました。
今回の売り上げは全額、被災地への寄付に使われることになっています。
練馬区から子ども2人を連れて訪れた40代の会社員の男性は、「一緒に食事をして交流することで仲よくなるのでこれからもこのような催しに参加したい」と話していました。
主催した日本イスラーム文化センターのクレイシ・ハールーンさんは「国籍に関係なく私たちはみんな家族なので壁を取り払うことが大切だ。現地では住宅が足りていないので安心して暮らせるように支援を続けたい」と話していました。

NHKニュースでながれました。